第4回、トレンドラインとチャネルライン(その2)
・チャネルラインとはトレンドラインと平行に波動の反対側に引く線。
・トレンドラインとチャネルラインは支持線と抵抗線をあらわす。
・もみ合い相場の後にどちらかの線を価格がブレイクするとそちらへ新しいトレンドができやすい。
・トレンド終了の予兆は、チャネルラインの未達成、トレンドラインのブレイクという順番であらわれ、上昇トレンドは前回の安値(下降トレンドは前回の高値)を更新することによってトレンドは終了とみなす。
□本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。
本日の単位数2 FXのトレンドラインとは 累計単位数8
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株式・FX・コモディティのトレードコーチ。 5年間に数百人のトレーダーに小次郎講師流に改良したタートルズトレードを伝授し、勝てる投資家を育てている。 個人投資家のカリスマコーチングプロとして人気を博し、現在は千人を超える門下生を抱えている。 日本テクニカルアナリスト協会認定 テクニカルアナリスト
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FXのトレンドラインとは?種類と引き方のコツを詳しく解説
トレンドラインだけだと、ヒゲか実体か合わせ方によってラインの角度が変わります。そのため、トレンドラインだけでエントリーポイントを見つけようとしても、迷いが生じるばかりです。しかし、水平ラインを引くと、トレンドラインと交わる箇所が出てきます(上図の矢印部分)。2つのラインが交わる箇所が機能することが多いので、実践では トレンドラインだけでなく、水平ラインも組み合わせて判断するのがコツです (詳しくは後述します)。
2.1. 移動平均線に沿ったラインがベスト
移動平均線は、ローソク足終値の平均を、ラインで表示するインジケーターです。下図は、3本の移動平均線を表示しています。トレンドラインには3種類(短期・中期・長期)あると述べましたが、それと同様に、 3種類の移動平均線を出すのがおすすめです。
移動平均線は、ローソク足と同じ動きをします。価格が上昇すれば、移動平均線も上昇しますね。ですから、トレンドラインを引こうとすると、移動平均線と同じ傾きになります。そこで、移動平均線に沿ってトレンドラインを引くようにすると、簡単にトレンドラインが引けます。 特に、長期の200EMAに合わせると、大局をつかむことができます。 下図を見てください。
200EMAと同じ角度のトレンドラインを引きました。安値どうしを結ぼうとすると、ヒゲか実体のどちらを結ぼうか迷いますが、200EMAに沿って引くと、そのような迷いもありません。 200EMAに沿ってトレンドラインを引き、それをローソク足に当てるように移動すれば簡単に引けます。
トレンドラインを引く目的は、トレンドの流れを把握することです。 移動平均線に沿って引けば、少なくとも、流れをつかむことはできます。 ローソク足の高値や安値ばかり見るのではなく、移動平均線をパッと見てトレンドラインを引いてみるのもおすすめです。チャートを開いてすぐに引けるので、ぜひ試してみてください。
2.3. 起点が同じ3本
このように、 トレンドが発生してから終了するまでに、角度の違う3本のトレンドラインが引けます。 トレンドラインの起点は全て同じで、トレンドが発生したAです。①のトレンドラインを下抜けからといって、トレンドが終了するわけではないと分かりますね。次に②の角度があり、これも下抜けると最後の③があるイメージです。3つの壁で反発できないと、トレンドが終了するイメージです。
なお、今回は、①②③と全て下抜けて上昇トレンドが終わっています。違う場面では、①で下抜けても②のトレンドラインで反発し、上昇トレンドライン回帰するかもしれません。また、①②と下抜けでも3本目の角度で急反発して上昇トレンド回帰する場合もあるでしょう。ですから、 ①を下抜けても②が待っていて、②を下抜けても最後の③があります。3つの壁を破り、ようやく上昇トレンドが終了するのです。
この引き方は、 トレンドが比較的強く、トレンドの波が最初から最後まで同じとき に引けます。今回は、Aから強いトレンドが発生し、勢いを緩めることなく上昇していきました。トレンドが発生したときは、①の角度しか引けませんが、先を見越して②や③の緩い角度のトレンドラインも引いておくといいでしょう。
2.4. 起点が違う3本
そして、③のように、どこかで安値を大きく切り下げてきます。 トレンドの出始めはゆっくりで、後半にかけてトレンドを強めていく場合に引けます。 トレンドの波が途中で変わるため、起点およびラインの角度が違ってくるのです。 トレンドの勢いが途中で強まったり、弱まったりするときに引けます。
3. トレンドラインが重要な理由
3.1. 相場は斜めにジグザグに進むから
相場は、トレンドとレンジがありましたね。 トレンドが発生したとき、ローソク足がどんな動き方をするのか、考えたことはありますか? ローソク足は、高値と安値を少しずつ切り上げ(切り下げ)て進むのが普通です。斜めに、そしてジグザグになるのです。下図の上昇トレンドを見てください。
一方向へ進み続けることはなく、高値更新して高値を切り上げます。そして、一時的に反落しますが、 安値を大きく切り下げることはなく、直近の安値を大きく下回ることはありません。 この値動きが連続すると、ジグザグになります。ローソク足が直角になっている箇所はありませんね。価格は急騰や急落するのではなく、徐々に上げ下げするので相場は斜めに進みます。
これは、バブル相場のときに、「バブルがはじけるのを恐れて最後までバブルに乗れない現象」と同じ思考です。 例外はほぼ起らないと考えておき、通常の値動きがあるものとしてトレードした方がいいです。 明日もあさっても、ジグザグに進む普通の相場があるものとしてトレードしましょう。たとえ大暴落が起こったとしても、いつも通り損切りすれば問題ありません。
3.2. 高値と安値の切り上げ(切り下げ)
安値にラインを引くと、同じ価格帯で何度も反発しているとわかります。上昇トレンドのときは、安値を切り上げますから、これ以上は下げないという価格帯が存在します。 「ココを下抜けると上昇トレンドが否定される」という箇所があり、そこで売買が交錯します。 反発すれば、買い圧力の勝ちですから、さらに上昇トレンドを加速させるとイメージできますね。
また、安値を切り上げるということは、安値が形成されなければなりません。そのためには、上げるだけでなく、一時的な下げも必要になります。上昇トレンドだからといって、上げばかりに気を取られるのではなく、 安値を作るために一時的に下げがある 、と理解してください。一時的に下げがあると、それが安値(押し目)になります。この下げは、大きな下げではなく、押し目を作るための下げなので、小さな下げになります。安値を切り上げていくのですから、前回の安値を下回ることはありません。
「上昇→小さな下げ→再上昇」の繰り返しが、一連の上昇トレンドになります。 このプロセスを「N波動」といい、トレンドが続く限り、N波動がいくつも形成されます。 下図を見てください。
上昇しても一時的な下げがあり、再び上昇トレンド回帰していきます。このプロセスをなぞると、Nの字になっていますね。 「トレンドはNの字が連続してできる」と認識してください。
最初からトレンドラインを引くと、ただ「ラインを引く」という意味のない作業になりかねません。何のために引くのか、目的がよく分からないのではないでしょうか。しかし、 相場の仕組みを理解したうえでトレンドラインが引けるようになると、チャートから多くの情報を読み取れるようになります。
特に、移動平均線に沿ってトレンドラインを引けば、角度や長さなどから、そのトレンドの流れが分かります。 まずは大きな流れを捉え、それから細かい分析をしていくためにも、トレンドラインは重要 です。
3.3. トレンドラインでできること
理由はどうであれ、 ローソク足とトレンドラインがぶつかった箇所では、売買が交錯し、その後の方向性がはっきりする ことが多いです。
結果は、下図のように上昇トレンド回帰していきました。Aにぶつかっただけでは、上昇するとはわかりませんが、Aで反発したときに、方向性が出やすいポイントですから、 「もしかしたらトレンド回帰するかも」という準備ができます。
トレンドラインを引いただけでは、その後の流れまではわかりません。しかし、 「方向性が出やすいポイントに差し掛かった」というだけでも、トレードしやすくなります。 FXのトレンドラインとは 上ならどうなるか、下ならどんな展開か、というように先のことをイメージしやすくなるのです。他のテクニカル分析と組み合わせ、徐々にエントリーポイントを絞っていける箇所です。
方向性が出やすいポイントは、相場の流れが変わる場面です。まずは、それを把握することが何よりも大切です。方向性が出にくいポイントでは、いくらチャート分析しても情報を引き出すことはできません。これでは骨折り損ですから、 方向性が出やすいポイントを見つけ、そこでトレードすることが重要です。 トレンドラインは、このような方向性がでやすいポイントを見つけることができるのです。
4. トレンドラインのブレイクとは
トレンドラインのブレイクとは、 価格(=ローソク足)がトレンドラインを突き付けること です。トレンドラインは、2つ以上の起点があれば引けますね。3回4回と、価格が何度もトレンドラインにタッチして反転するほど、そのラインがうまく機能しています。
4.1. トレンドラインはいずれ抜ける
しかし、 ブレイクしたからといって、そのトレンドが終了したことにはならない ので、注意してください。Aでトレンドラインを下抜けましたから、上昇トレンドが終了すると思ってしまいます。しかし、前述した3本のトレンドラインが引けるように、1本目をブレイクしても、そのあとは違う角度のトレンドラインが引けるかもしれません。引いたトレンドラインをブレイクしたときに、トレンドが終了したのか、それとも違う角度のトレンドラインにバトンタッチするのか、もしくはレンジに移行するのかなど、いくつかのパターンを考えましょう。
4.2. ライン1本でトレードしないこと
しかし、 トレンドライン1本だけで、エントリー判断をするのは危険です。 なぜかというと、斜めのラインは、起点の取り方に正解がないため(実体かヒゲか)、引き方によって角度が異なるからです。あるトレーダーは、価格がトレンドラインにタッチしたように見えても、他のトレーダーはまだタッチしていないかもしれません。
また、エントリー根拠が1つだけでは、期待値の高いトレードになりません。根拠は1つより2つ、2つより3つというように、多くなるほど期待値が高くなります。テクニカル分析をいくつも組み合わせるようにしましょう。 根拠の数が多い方が一貫性のあるトレードができます。
1つのラインだけでトレードするのではなく、2つの根拠が交わるポイントの方が、期待値は高いです。Aは、トレンドラインと水平ライン①が交わるポイントです。トレンドラインにぶつかるときは、売買が交錯しますね。水平ラインにぶつかったときも、同じように売りと買いの圧力が戦うので、売買が急増します。つまり、 トレンドラインと水平ラインの2つが重なるポイントは、より売買が増えることになります。 結果、その後の方向性が明確になりやすいということです。
このように、1本のラインで判断するより、2つのラインが交わるポイントを見つけるのがコツです。1本のラインだと、ローソク足とラインがぶつかる箇所が無数にあり、期待値の高いポイントはわかりません。しかし、 斜めと横のラインの2つが交わるポイントはそう多くないため、ポイントを絞ってトレードすることができます。
5. トレンドラインを引く練習
トレンドラインを引く最初の目的は、 トレードポイントを見つけるのではなく、相場の流れを把握するため です。決して、エントリーするために引くのではありません。いきなりエントリーするラインを引こうとするから、いっきに難易度が上がってしまうのです。チャートを開き、たった1本のラインで勝てるポイントをあぶりだすのは、私でも不可能です。ですから、エントリーするためではなく、流れを把握するために、気軽に引くようにしましょう。
75EMAは中期の移動平均線なので、トレンドラインも中期的な流れです。25EMAに沿って引いたときよりも、 ラインの数は少なく、かわりに1本のラインが長くなります。 短期は、直近の値動きに敏感に反応しますから、ラインも短くてあちこち上下動します。短期よりも中期の方が、目先の値動きに反応せず頻繁に角度を変えない点は、移動平均線もラインも同じです。
そうすると、 200EMAに沿ったトレンドラインが一番緩やかで長くなる のは、もうおわかりですね。200EMAの長期移動平均線が、そのトレンドの大きな流れであり、大局といえるでしょう。200EMAに沿ってラインを引くと、下図になります。
大きなトレンドラインの中に、小さなトレンドラインがいくつも引けるのがトレンドです。トレンドが発生したら、1本だけ引くのではなく、 長いラインや短いラインなど、下図のように短期・中期・長期という3種類のラインを引く と、練習になります。ローソク足にぴったり合わせようとすると迷うので、最初はアバウトに引くように心がけてください。そうした方が、たくさん引けます。
6. まとめ
たくさん引き、しっくりこないラインがほとんどですから、消してまた引き直す作業を繰り返してください。引いたトレンドラインが、ローソク足とぶつかったときにそれがどう機能したのか、最後まで追いかけてみてください。 決して、引いて終わりではありません。それが機能したのかどうかまで確認することが大切です。
トレンドラインの見方・引き方【FXライントレード分析術】
テクニカル指標・チャート分析
チャートで高値と高値、もしくは安値と安値を結んだ線のことを、トレンドラインといいます。
チャートにトレンドラインを引く理由
トレンドラインを引くことによって、現在どのように推移しているのかを一目で判断することができ、 右肩上がりなら上昇トレンド 、 右肩下がりなら下降トレンド 、 上下の狭い範囲で水平ラインが引けるならレンジ相場 となります。
トレンドラインは2つある
複数の安値と安値を結んだ線のことを、サポートラインと呼びます。
反対に、複数高値と高値を結んだ線のことを、レジスタンスラインと呼びます。
サポートラインの見方
サポートラインは2点以上の安値を結ぶ
サポートラインの売買サイン
押し目形成後の水平ブレイクアウト
レジスタンスラインの見方
レジスタンスラインは2点以上の高値を結ぶ
レジスタンスラインの売買サイン
トレンドラインの引き方は接点と足種がポイント
まずはチャートで 「複数の高値」 または 「複数の安値」 を結ぶ線を引いてみましょう。
つまり、 トレンドラインを引くときの足種は、日足など時間軸が長くなるほど、その分信頼性も高くなる ので、最初のうちは日足あたりから始めてみるといいでしょう。
ヒゲをトレンドラインに収めるべき理由
- まず前提としてトレンドラインを引くとき、上昇トレンド時なら意味ある安値同士(下降トレンド時なら、意味ある高値同士)を結ぶ必要がある。
「意味ある〜」とは❷、❹の条件を満たす安値を指す。 - サポートラインを下回る安値があってはならない。
(※安値はラインに被ってはいけない。下回った安値があれば、意味のない安値を結んだことになる。) - 描画したサポートラインを下回る安値がこの先出現したら、その時点で描画したサポートラインの役目は終わり、それと同時に下降トレンドに転じたかを見極めていく必要がある。
もし反転上昇したら、新しいサポートラインを探し出す。 - サポートラインは、レートが過去の高値(山のピーク)を上方ブレイクした時点で描画できる。
そして トレンドラインというのは、一度でも突破されたら、それまでのトレンドラインとして機能しなくなるため、トレンドラインと呼べないルール です。
(※これは日本テクニカルアナリスト協会の会員なら知っているお話です。)
そのため トレンドラインが突破されたら、新たにトレンドラインを再描画する必要がある ということです。
トレンドラインを引くときの注意点
いかに トレンドラインの信頼性を上げるかに注目するなら、ドルストレートで流動性が高い通貨ペアを選ぶことが重要 となります。
ライン分析は他にも色々ある
おすすめチャートのFX会社
取引システムはシンプルながらも直感的に操作できる、初心者にも扱いやすいのが特徴。チャート機能も充実していて、比較チャートでは2つの通貨ペアを重ねて分析ができます。
またリピート系自動売買 「iサイクル2取引」 によって、手間をかけずに運用も可能です。
トレンドラインで荒稼ぎする引き方とFXの手法を現役プロが解説
鈴木拓也
動画をご覧になった方も、記事で復習すれば、効率的に学習できますよ。
トレンドラインとは?
まず、為替相場の動きは、上昇するか、下降するか、それとも横ばい(レンジ)かの3つしかなく、 トレーダーは上昇している時は“買い”、下落している時は“売り”、横ばいの時は“様子見”の選択肢 しかありません。
上昇トレンド | 下降トレンド | 横ばい | |
---|---|---|---|
相場環境 | FXのトレンドラインとは![]() | ![]() | ![]() |
取引 | 買い | 売り | 様子見 |
トレンドラインの概要
トレンドラインは、安値と安値を結んだ斜め上に引く「上昇トレンドライン」と、高値と高値を結んだ斜め下に引く「下降トレンドライン」の2種類に分けられます。
上昇トレンドライン | 下降トレンドライン |
---|---|
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トレンドラインの役割
- トレンド(方向性)
- トレンドの強弱
- トレンドの持続性
- エントリーポイント
トレンド(方向性)
例えば、 斜め上向きなら上昇トレンド、斜め下向きなら下降トレンド です。
もし、トレンドラインが引けなければ、目立ったトレンド無し、と判断出来ます。これは簡単ですね。
トレンドの強弱
続いて、トレンドラインの傾き(角度)がそのトレンドの強弱を表します。
鈴木拓也
トレンドの持続性
- 何回反転しているか
- どの程度の期間続いているか
① 何回反転しているか
そして、一度何度も反転しているトレンドラインが破られると、それは 重要なトレンド転換のシグナル となることがあるのです。
② どの程度の期間続いているか
続いて、そのトレンドラインがどの程度の期間続いているのかも、そのトレンドラインの重要度を決める上で大切です。
チャートには月足、週足、日足、4時間足、60分足、30分足、15分足など、さまざまな時間軸の足がありますが、 上位足(時間足が長いもの)のトレンドラインほど、それは主要トレンドを示していることになり、期待される持続性も大きくなります。
エントリーポイント
エントリーポイントは、上昇トレンドの場合(下図の左)、始点と1点目を結んだ線上で、 2点目、3点目の反発箇所が買いのポイント です。
下降トレンドの場合はこの逆で、始点と1点目を結んだ線上で、 2点目、3点目の反落をとらえて売りでエントリー し、トレンドラインをブレイクしたら売りのポジションを決済します。
トレンドラインが有効な理由
つまり、トレンドラインが機能する理由は世界中の投資家が同じものを見ているためで、逆に言えば、 みんなと違うラインを引いてしまったらそれはチャート上のただの飾り を見ていることになるのです。
トレンドラインの正しい引き方
ヒゲを考慮するか無視するか
結論から申し上げると、 トレンドラインを引く際には「ヒゲ」も考慮するべきです。
直近高値・直近安値の更新
次に、多くの方が知らないトレンドラインの引き方は、 始点からの直近高値もしくは直近安値の更新をして、初めてトレンドラインは引ける という事です。
トレンドラインの性質
トレンドラインの役割逆転
上昇トレンドラインであれば、ブレイク後は抵抗線としてレートの上昇を妨げる壁として機能します(下図)。
一方、下降トレンドラインであれば、ブレイク後は支持線としてレートの下落を支える台として機能します。
トレンドラインの修正とトレンドの転換
このように、トレンドラインは相場の勢いに応じて、新たなトレンドラインを引き直す必要があります。
複数のトレンドラインを引く
多くの人が勘違いするトレンドラインの使い方
トレンドラインのブレイクでエントリーをしてはいけない
トレンドラインのブレイクは、あくまで従来のトレンドが「 弱まっているサイン 」であって、 トレンドが変わる転換のシグナルではない のです。
チャートの形は一様ではない
しかし、例えば日本の個人投資家が使っているチャートはFX会社のチャートシステムだったり、MT4だったりとバラバラで、 特にヒゲの位置はそれぞれのチャートシステムによって変わってくる のです。
トレンドラインの実践での使い方
複数のトレンドラインを組み合わせてトレード
さらにトレンドラインについて詳しく知りたい方は、口座開設の特典でプレゼント中の『ラインの王道』を参考下さい。FXの勝率が飛躍的にアップすることでしょう。
トレンドラインの引き方まとめ
“トレンドラインで荒稼ぎする引き方とFXの手法を現役プロが解説” への20件のフィードバック
無料でここまで詳しくおしえていただき ありがとうございます頑張って スキルアップしていきます
夜勤者で朝しかトレードできない人間には
トレードはできないのでしょうか?。
資金をなくしたバカですが
もう少し頑張ってみます
理論的な説明と利用法、読みやすく興味がより深まります。
FXは始めて約10年になります。
サブプライムローンに疑問を感じ興味を持ったからです。
知識なしで本やブログを読みあさりましたが、当時は怪しい内容も多く
ブレイクアウトをトレイド手法とした実践本を何度も何度も読み返しト
レイドを繰り返しました。
初心に帰り、どうしても抜けなかった悪癖から立ち直るために勉強を始めました。
良いブログに出会えたことに感謝し、作者にお礼も言いたいです。
どうしてもお礼申し上げたくてメールしました。
これからも頑張ってください。
応援してます。
老後の生活設計が甘かったのは自分のせいなのですが 年金の不足分を補うために かれこれ3年くらい前からForexを始め、36ヶ月のうち2ヶ月以外はすべてマイナスで大切な たくわえを減らしています。トレイドのスタイルとしてはトレンドフォローを習得したいと数多くの商材を買い勉強しているのですが実際にチャートを目の前にするとうまくタイミングが取れず逆行します。後からみると どうしてこんな入り方をしたのか 自分でもばかだと思います。トレンドの波を自分の希望的観測でみてしまい 誤った方向にバイアスをかけてしまいます。今までのトレンドフォローの断片的知識が ごちゃごちゃになっているのをこのT-yaさんのFXトレーディングカレッジが分かりやすくしてくださいました。この膨大な資料がどんなにたいへんな
労作であったかと いたみいります。大量の動画もありがたく、加えてT-yaさんの
耳に心地よいお声とお話の仕方がうれしいです。日ごろから話し方はひとの品位を
表すと思っております。さて年寄りの冗長なコメントで申し訳ありませんが このコメント欄で良いのかどうか、、、、お願いが一つあります。昨日(9月6日)のメールでのお知らせ「ラインの王道」ですが申し込みのアクセスが出来ません、私はもう50年近く在外(独)永住でそのため必要口座が開けないのだと思います。欄外、脚注にありましたその他の方法をぜひ お考えくださいますよう よろしくお願いいたします。
Rngelblume
初歩的な質問で恐縮です。
最後のエントリーポイントの説明部分ですが、上昇TL②がトレンドラインとして確定するのは直近高値(水平線①)を超えたときですから、下降TL①を抜けた時点ではこのラインはただの安値切り上げラインですよね。
このチャートだけで見るなら(a)のポイントは逆張りエントリーという解釈で宜しいでしょうか?
それともダウ理論的に押し安値を割っていないから上昇継続、として順張り目線という解釈になるのでしょうか?
>このチャートだけで見るなら(a)のポイントは逆張りエントリーという解釈で宜しいでしょうか?
ご指摘の通り、上昇TL②が確定するのは直近高値を抜けた時なので、その定義を使えば(a)はエントリーポイントではないですね。
ただ、今回のケースでは、先に上昇TL①が引けていたことと、下降TL①と上昇TL②との三角保ち合い的な動きもあったのでエントリーポイントとここではしています。
なるほど、こういう形でも三角保ち合い的な動きを複合的に合わせて見ることが出来るんですね。
ちょうど今監視している通貨ペアで似たような動きが出ていますので、検証してみようと思います。
ありがとうございました。
いつも心のどこかで自分だけが発見したトレンドラインを探しているようなところがありましたが「みんなと同じトレンドラインを引かないと意味がない」というのは眼から鱗でした。
そりゃあ、そうですよね。
1人だけ流れに乗れてないなら負けますよね。
皆と同じトレンドラインを引けるように頑張ります。
ありがとうございました。
例えば、長期足では上昇トレンド、短期足では下降トレンドという状況で
長期トレンドの中の一瞬下降するポイント=短期足の下降トレンドとなった時に
売りを仕掛けるやり方は、逆張りになるのでしょうか?
長期足優先でトレードするというのは分かるのですが、長期足優先でトレードした結果
一瞬の大きな下降に巻き込まれて損をするパターンがあるので取引を仕掛けるタイミング
を判断しづらいときがあります。
もしくは、長期足も短期足もトレンドの方向が同じ時だけを狙って仕掛けるべきなのでしょうか?
トレンドラインの正しい引き方|ヒゲと実体?迷わず引ける5STEP+α
お悩みトレーダー
エイク
メンター
エイク
メンター
・トレンドラインの落とし穴
・トレンドラインの使い方
・意外と知らないトレンドラインを正しく引く方法|5STEP
・教えてもらわないと気付けない間違ったトレンドラインの引き方
・ 誰でも簡単かつ効果的!トレンドラインの引き方をルール化する方法
トレンドラインで失敗する2つの落とし穴
トレンドライン≠ご都合ライン
『ご都合ライン』とは、自分の都合だけで引いた主観的なトレンドラインのことです。
しかし、そのトレンドラインは、 どのようなルールでトレンドラインを引きましたか?
トレンドラインを引いた明確な根拠はありましか?
お悩みトレーダー
お悩みトレーダー
過去チャートではどこでも機能している『どこでもライン』
トレンドラインのもうひとつの落とし穴は、『 過去チャートを見ればどこでもトレンドラインが機能している』ように見えてしまうことです。
私はそれを、 『過去チャートのどこでもライン』 と呼んでいます。
エイク
トレンドラインを引くメリットと使い方
・トレンドの有無の確認
・エントリーポイント(サポート・レジスタンス)
・エントリーの根拠
・エグジット(利食い)の目安
2つのトレンドライン
【上昇トレンドライン】
上昇トレンドラインの上にローソク足がある時は、基本的にアップトレンドで買い目線。
【下降トレンドライン】
下降トレンドラインの下にローソク足がある時は、基本的にダウントレンドで売り目線。
トレンドラインの正しい引き方5STEP
また、どこまでトレンドが生きていて、どこでトレンドが無効化するのかなど、 FXのトレンドラインとは トレンドラインの正しい引き方を5STEPで解説していきますね。
メンター
エイク
STEP1 2点の高値同士(安値同士)をラインで結ぶ
トレンドラインを引くためには、
上昇トレンドの場合 ⇒ 起点となる安値と起点より切り上げた安値を結ぶ。
下降トレンドの場合 ⇒ 起点となる高値と起点より切り下げた高値を結ぶ。
つまり、 トレンドラインは、最低2点以上の高値(安値)があって初めて引けるラインです。
お悩みトレーダー
しかし、当たり前のようで、意外と知られていないのが、 高値と安値の認識方法 です。
高値と安値の認識方法が、毎回違うようであれば、もちろんトレンドラインも毎回違うラインの引き方になってしまいます。
つまり、高値と安値の認識方法が固定(ルール化)されていなければ、それこそが、なんとなく自分で主観的に引いた『ご都合ライン』というわけです。
お悩みトレーダー
まず、正しいトレンドラインを引くためには、 正しい高値と安値を認識(ルール化)する必要があります。
STEP2 結ぶ2点の高値(安値)はヒゲと実体のどちらが正しい?
結論から言うと、 『どちらでもOK』 です。
なぜなら、 ヒゲを対象にしているトレーダーもいますし、実体を重要視しているトレーダーもいるからです。
もちろん、どちらもそれなりに機能しています。
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