FX借金で破産するケースとは?FX借金対策も紹介
借金問題
FXは利益が出るしくみがとてもシンプルなので、学生や主婦でも大きな利益が出せるという話を聞く一方、FXで大負けをしてかなりの額の借金を背負ってしまったという話を目にすることもあります。
FXで利益が出るしくみとは
「FXはリスクが高くて怖いもの」
「FXに失敗したら借金を背負ってしまいそう」
「大きく資産を増やせる投資方法」
外国の通貨を売買して利益を得る
つまりレートが変動したのでドルの価値が高くなり、特に何もしていないのに両替しただけで5,000円得してしまったのです。
株や外貨預金とは異なるFXの大きな特徴
FXの「買い」はイメージするのが容易
買ったドルが値上がりしなければ利益は出ないわけですから、それは間違いではありませんし、株や外貨預金の場合はそうしなければ損失が出てしまいますよね。
FXで「売り」から入るっていったい何?
そこで狙い通りにレートが下がれば、ドルなどの外貨を売った時に手に入れた円で再びドルを買い戻すことで利益を得られます。
スワップ金利でも利益を得られる
例えば、ドルを購入する場合に日本円の金利が0.1%、アメリカドルの金利が0.25%だったとすれば、日本円を売って米ドルを買った場合にその金利差である0.15%をスワップポイントの利益としてもらえます。
基本的にFXで借金を抱えるリスクは低い
やはりFXには借金を抱えてしまうような大きなリスクがあるのでしょうか?
FXでは最初に「証拠金」を預ける必要がある
口座に入金した証拠金はいわゆる担保として取り扱われ、FXの取引をしているうちに損失が発生した場合にはこの証拠金が減っていきます。
一定以上の損失が出ると「強制ロスカット」が行われる
損失が一定以上膨らんだ場合には強制的に自動決済してしまうわけですから、証拠金がマイナスになって借金を抱えてしまうようなケースは基本的に発生しようがないのです。
それでもFXで借金を抱えてしまうのはどうして?
FXではレバレッジをかけることができる!
FXでのレバレッジの効果とは?
レバレッジを高くして取引をすれば小さな手持ち資金でも大きな利益を得ることができるのです。
レバレッジが借金を招くことも…
ドルが高くなることを見込んで高いレバレッジで取引を始めたものの、読みが外れてドルが5円値下がりしたとするとどうなるでしょうか?
1ドル=95円になってしまったのですから、250万円分のドルは
2,500ドル×95円=2,375,000円
に減ってしまいました。
相場が急変動してロスカットが追いつかない
ところが、あまりにも急激にレートに変動が起こると、システムが対応しきれずロスカット機能がうまく発動されないことがあるのです。
ポジションを持ち越した週末の間に相場に大きな変動があった
購入した通貨を売ったり、また売った通貨を買い戻したりして決済をすればポジションは消滅します。
借金をしてまで取引を行ってしまった
FX取引では、自分が思った通りにレートが動かなくて損失が出始めると自動的に強制ロスカットが発動されます。
FXで借金をしないための方法とは?
そんなFX投資で借金をしてしまうのは、投資のキホンをすっかり忘れて感情に任せて取引をしてしまうからです。
低レバレッジで取引をする
しかし当然のことながらリターンが大きければ大きいほどリスクも大きくなるということを忘れてはいけません。
週末にポジションを持ち越さない
短期の取引をメインにしている場合は、週末に入る前には必ずポジションを決済するようにしましょう。
損切りルールを徹底して守る
FX取引では感情を優先させるのはNG
投資をする場合には必ず自分で損切りのルールを作っておき、損失が一定のラインを超えた場合には徹底的にルールに従って損失額を確定させてしまいましょう。
ルールに従えばFXで借金を抱えるリスクは激減する
- 損切りルールを設定しなかった
- 損切りルールを設定したにも関わらず感情に流されて損切りできなかった
マイナー通貨の取り扱いには注意する
FXでは米ドルやユーロ、円謎の通貨が多く取引されており、取引量や取引参加者の多いこれらの通貨は「メジャー通貨」と呼ばれています。
メジャー通貨とマイナー通貨の特徴
メジャー通貨は金利がそれほど高くはありませんが、流動性が高く急激な相場変動も起こりにくいので、低リスクで取引できるというメリットがあります。
マイナー通貨の性質を理解しておく
FX取引の失敗で大きな借金を作ってしまったという人の体験談などを見ると、マイナー通貨の性質をよく理解しないまま取引していたというケースが目立ちます。
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