左から、陰の陽のはらみ線、陰の陰のはらみ線、陰のはらみ寄せ線、といいます。
いずれも、2本目のローソク足の安値は1本目の大陰線の安値より上にあり、安値を更新できていません。
また、買いと売りが拮抗してきたことから、値動きは前日より小さくなっています。
これらの特徴は、1本目の大陰線で売りが出切ったことを示唆しています。
ローソク足 「包み足・はらみ足」 基本と傾向 【FXテクニカル分析】
ローソク足・酒田五法
長いヒゲや、十字架と違い、2本以上のローソク足を組み合わせたテクニカル分析です。
包み足・はらみ足 の基本・傾向・パターンを知り、FXのテクニカル分析に活かしましょう。
ローソク足「包み足」とは?
包み足とはその名の通り、一つ前のローソク足を「包む」ローソク足のことです。
①のローソク足が、一つ前のローソク足を包み込んだ状態ですね。
包み足の基本と傾向
包み足は「トレンド転換のサイン」です。
上の画像では上昇中に、陰線の包み足が出現し、その後下降しています。
このように、陰線の包み足で下降へ転換・陽線の包み足で上昇へ転換です。
また、いつもの復唱ですが、 どこで出たかが大事 です。
天井圏で、陰線の包み足出現で信頼度UP
底値圏で、陽線の包み足出現で信頼度UPです。
その他、複数のローソク足を包む場合もあります。
複数のローソク足を包んだ場合は、更に信頼性が増します。
ローソク足「はらみ足」とは?
大きな陽線の高値と安値の間に、次のローソク足が入り込んでいる状態です。
はらみ足も、包足と同様に陰線がはらんでも「はらみ足」です。
はらみ足の基本と傾向
はらみ足の傾向は、包み足とは違いトレンド転換のサインではありません。
考え方は、サポートライン、レジスタンスラインの
「ブレイク」と同じで「抜けた方に大きく動く」サインです。
上昇中に出現した「はらみ足」を上抜けすれば上昇続行。
下抜けすれば下降(トレンド転換)という感じです。
また、包み足と同様に、多くのローソク足をはらませる程、
抜けた時の動きは大きくなる傾向があります。
多くのローソク足をはらむという事は、それだけ「値動きが小さい状態が続いている」
ということですから、抜けた時は、その反動で大きく動きます。
一本だけだとあまり信用できませんが、
複数のローソク足をはらませたら、強力なサインになります。
- 包み足とは、前のローソク足を包んだパターン。
- 包み足は「トレンド転換」のサイン。
- 天井圏、底値圏で信頼性UP。
- 多くのローソク足を包むほど、動き出したら大きく動く。
- はらみ足とは、先のローソク足をはらんだパターン。
- はらみ足は「抜けた方に大きく動く」傾向がある。
- 多くのローソク足をはらむ程、抜けた時に大きく動く。
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【ローソク足】ローソク足のパターン 包み足の見方
ローソク足
包み足の相場とは
包み足にもはらみ足と同様に時間軸を決めることによって、自分の分析効率がアップするということに繋がります。それは、【無駄な所】と言える部分を見なくて済むことになります。包み足は、 どちらの相場において優位性があるのか を見ていれば良いので、【見なくていい所を見ない】を徹底するだけで時間の節約が出来るうえに、失敗する確率が減ります。
相場の包み足は、トレンドの転換点に出現する可能性が高いことから、相場の【スタート地点】が明確に分かることや注目すべき高値安値が分かることに繋がり、エントリーすべきポイントも自然と分かるということになります。
まず、左上の画像(株でよく見かける包み足)ではインターネット上などでよく見かける包み足の例に当たります。これは、株で発生しやすい日足の包み足のパターンです。いわゆる、終値が確定して次のスタート地点である始値で相場が再開していますが、ここでは『値』が飛んで窓が開いているという状況が発生しています。こちらのパターンでは『前回のローソク足(高値から安値)』を完全に包んだ状態が明確に分かりやいですが、FXの世界ではどうでしょうか?
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