移動平均線を使いこなす
赤い番号付きの丸が買いの場面、グレーの番号付きの丸が売りの地点です。
買い(赤い丸)
-
種類や初心者におすすめの指標、基本的な手法を紹介
- 移動平均線を株価が上抜いたら買い
- 株価が再び移動平均線の下へ抜けるもその後切り返して移動平均線の上へ出たら買い
- 株価が下がってきて移動平均線へと接近したのち再上昇で買い
- 移動平均線から株価が大きく離れたら買い
売り(グレーの丸)
- 移動平均線から株価が大きく離れたら売り
- 移動平均線を株価が下抜いたら売り
- 株価が再び移動平均線の上へ抜けるもその後抜けきれずに移動平均線の下へ出たら売り
- 株価が上がってきて移動平均線へと接近したのち再下落で売り
グランビルの法則は、一見すると複雑に見えますが、簡単に言えば移動平均線に対して株価の位置が近づく、離れる、交差する、3つの点で買いか売りを仕掛けるというもの。主にスイングトレードなどの日をまたぐ短期取引においては必須の知識といえます。位置関係を確認して実戦で使用することで少しずつ頭の中へ入れていきましょう。
#03 ゴールデンクロスとデッドクロス
売買のタイミングを測るためのサインとして、ゴールデンクロスとデッドクロスと言うものがあります。ゴールデンクロスは、短期の移動平均線が中期の移動平均線を下から上へとクロスしたタイミングで買いサインというものです(下記画像向かって左。点線が短期移動平均線)。
一方で、デッドクロスは、短期の移動平均線が中期の移動平均線を上から下へとクロスしたタイミングで売りサインというものです(下記画像向かって右。短期移動平均線)。
こう見ると、さきほどの『グランビルの法則』の交差で売買の法則に似ているように感じます。しかし、『グランビルの法則』の方は「株価と移動平均線の交差」、ゴールデンクロスやデッドクロスは「移動平均線と移動平均線の交差」のことなので、勘違いをしないようにしましょう。
さて、このサインは確かに有名なのですが、実際の使用には注意すべき点があります。短期売買に関しては、株価の動きが激しいと移動平均線と株価のクロスが頻繁に発生してしまいます。
そのため、ダマシ(売買サイン発生に見えるニセのシグナル)がおきることがあります。そんな時にはクロスしたと見せかけて結局クロスせずに終わることも多いため、例えばゴールデンクロスしたと考えて株を買ってしまった場合に、その後株式は上昇せずに下落もしくは横ばいになることもあります。
ゴールデンクロスやデッドクロスを利用する場合に、ダマシにひっかかったと判断したなら素直にいったん仕切り直し(いったん損失を確定させる)をしましょう。
逆に、ゴールデンクロスやデッドクロスによって株の上昇や下落の流れに乗れた場合には、利益をできるだけ伸ばすようにするとよいでしょう。おすすめの応用的な利用法としては、ゴールデンクロスをする前に株を仕込んで、思惑通りクロスをしたら株を売るのではなく、新たに株を買い増しして利益をのせていくという方法があります。
上記が図説です。
黒い矢印地点で株を仕込んでおいて、クロス後オレンジの矢印で株をさらに買い増しするということになります。クロスが失敗しても、先に仕込んでおいた株式に利益が乗っているため、それほど落胆せずに失敗を受け入れることができるはずです。
なおゴールデンクロスやデッドクロスをした銘柄を目視で探すのは大変な労力を必要としますが、下記サイトでは5日移動平均線と25日移動平均線のゴールデンクロスした銘柄をデータで知ることができます。
デイトレで大きな力を発揮する日足の移動平均線
デイトレ(デイトレード)は1日の株の値動きを利用して売買を繰り返すトレードのことを指します。基本的には1日の値動きを見て取引をするように思えますが、やり手の投資家は 取引前に日足の移動平均線を見て次の日のデイトレの売買スタンスを決める ことがあります。大別すると以下の2点となります。
- 5日移動平均線と株価の位置から決定するデイトレの売買スタンス
- 25日移動平均線のかい離から決定するデイトレの売買スタンス
日足の移動平均線はスイングトレードでおもに利用するものですが、実はデイトレにも活かすことができるのです。具体例を見ていきましょう。
#01 5日移動平均線と株価の位置から決定するデイトレの売買スタンス
通常を株価のチャートをみると5日移動平均線と株価を示すローソク足が下記チャートのように絡み合って動いていることがわかります。短期的には、5日移動平均線より株価が上にあるときにはその株式に買いが入っている、逆に下にあるときにはその株式に売りが入っていると考えることができます。
5日移動平均線を前日に確認して今の株価が上にあるか下にあるかを知っておくだけで、翌日の売買スタンスをどちらにするのか決めることができます。
#02 25日移動平均線からのかい離から決定するデイトレの売買スタンス
そんな時には、一時的にデイトレでリバウンド(株価の反発)を狙うことができます。株価は上がったり下がったりしますが一方方向へと動き続けることはあまりなく自律反発という現象が起きます。
その際には、一時的に大きくリバウンドすることがありますので、そのタイミングをデイトレで狙うのです。移動平均線より株価が大きく離れて下がったら買い目線、逆に大きく離れて上がったら売り目線とスタンスを決めてトレードにのぞむことができます。
このように、 日足のチャート上にある移動平均線をデイトレのような超短期の売買にも利用 することができるのです。参考までに覚えておいてください。
移動平均線を利用するときの注意点
移動平均線はテクニカル分析の代表的な指標ですが、絶対的な指標ではないことを頭に入れておきましょう。その上で、次の点に注意するようにしてください。
- 基本的には売買スタンスを決める要素として利用すること
- ほかの指標と組み合わせてより売買ポイントとしての精度をあげること
- 移動平均線に対する株価の位置の理由をさぐること
#01 基本的には売買スタンスを決める要素として利用すること
売買のスタンスとは、取引の際に買いの目線でいこうか売りの目線でいくかを決めることをいいます。まず移動平均線はこのスタンス決めにもっとも向いています。売買のタイミングを知るためにも使用可能ですが、はじめに移動平均線を利用するときには売買スタンスを決めることから入るようにしましょう。
#02 ほかの指標と組み合わせてより売買ポイントとしての精度をあげること
さらに移動平均線には売買のポイント(タイミング)を知る機能があります。ただし、売買のタイミングをはかるのは移動平均線のみの利用では心もとなく、ほかの指標を組み合わせて使うことで精度を強化する必用があります。指標は自分が使いやすいものを組み合わせるべきですが代表的なものに以下の指標があります。
チャートの下の方を見ると、緑のまるで囲まれた部分があります。株価が大きく下落して25日移動平均線からかい離した地点(矢印地点)の出来高になります。ほかの出来高よりも明らかに線量が多いことが分かりますが、これはセリングクライマックス(売りの最高潮状態)といえる現象です。
応用的な知識となりますが、移動平均線から大きく離れた状態に株価があるときには、出来高増加などの指標を組み合わせてみてみることをお勧めします。
また日経平均株価と移動平均かい離率の関係(前述)でもマイナス10%程度が絶好の買い場になるとお話をしました。そこに信用評価損益率という数値を取り入れるとさらに信頼度は高くなります。
- 日経平均株価の25日移動平均かい離率(マイナス10%)
- 信用評価損益率 買い方(マイナス15%程度)
#03 移動平均線に対する株価の位置の理由をさぐること
移動平均線に対して株価が大きく動き売買チャンスだと思えても、いったん思いとどまってその動いた理由を自分で調べてみることも大事です(特に個別銘柄の場合)また移動平均線による買いのシグナルが出現したとしても、一時的なニュースによるものである場合もあります。
移動平均線をより精度高く使用するためには、 移動平均線と株価がどうしてそのような位置にあるのか理由を確認する作業を怠らないことが大事 なのです。その癖をつけることで、手を出すべき局面なのか、そうでない局面なのかを判断できる投資家になるはずです。
移動平均線を使いこなすまとめ
短期投資においては株価の短期的な上下を先回りして予測して売買することが「基本のき」になります。 株価の流れや株価の強弱(買われているか、売られているか)を判断するためのテクニカル指標 なのです。
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2020年4月11日 2021年12月24日 投資
投資初心者のための基礎知識!投資の種類や始め方を解説
そもそも投資とは?資産運用との違い
投資初心者がまず知るべき、投資の種類と特徴
株は投資の中でも一般的な方法です。投資と聞いたときに最初に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。最近は株主優待という言葉が有名になるなど、資産家だけが行うものではなく身近な投資方法のひとつとなりました。
株取引は株式会社が発行する株券を売買して利益を出す投資です。株で利益を出す仕組みは大きく分けて2つあります。ひとつは安い株券を購入し、株価が高騰したときに売却してその差額で利益を出す方法です。また、業績によって配当金を受け取る方法もあります。
メリットとしては、短期間で大きな利益を生むことができる点です。株券は現在の状況や将来性によって価格が変動しており、昨日まで価値が低かった株券が革新的な発明をすることで急激に高騰することもあります。業績のよい企業の株券を買うことで、配当金や優待券を受け取れるのもメリットです。
上場投資信託
不動産投資信託
先物・オプション取引
先物取引とは価格が変動するものなどを現時点の価格で、ある一定の期日後に取引を行う取り決めです。現時点では資金がなく数か月後なら買えるだけの資金が入る予定で、そのときには価格が高騰して買えなくなるリスクをなくすために用いられます。
メリットはリスクをなくすことにあり、デメリットは購入時に価格が下落していた場合は余分のお金を払って購入することになる点です。
オプション取引とは、先物取引の権利を売買する取引のことをいいます。先物取引は綿花を中心に発展してきました。近年は株取引などに応用されており、日経平均株価を取引対象とした日経225先物取引や日経平均株価オプション取引などがあります。
MMF・MRF
国債などの債券
会社がお金を借りたいときにまず頼るのは銀行でしょう。しかし、銀行以外からもお金を借りられます。証券会社を通してお金を借りたい旨を呼び掛けて、投資家などからお金を借りる方法です。借りた証明として発行される借用証書のことを債券と呼びます。 種類や初心者におすすめの指標、基本的な手法を紹介
この方法は会社だけではなく、国が利用することもあるのが特徴です。国が発行する場合は国債、会社が発行する場合は社債と分けられます。お金を貸している間は毎年何%かの利子を得ることができ、借用期間が終了したら全額返済してもらえる比較的安全な取引です。
しかし、国の破綻や会社が倒産してしまった場合は返済してもらうことが難しくなるでしょう。債権を利用した投資をする場合は、信用度をしっかりとチェックする必要があります。利子が高いからと安易に行い、破綻や倒産ということになれば大きな損失を被りかねません。
不動産投資
投資初心者が投資を始める前の準備
投資の目的を決める
長期的な計画を立てる
誰が運用するのか決める
芦田ジェームズ 敏之
【代表プロフィール】
資産規模100億円を超えるクライアントの案件を数多く抱えてきた異彩を放つ経歴から、「富裕層を熟知した税理士」として多数メディアに取り上げられている。 培った知識、経験、技量を活かし、富裕層のみならず幅広いお客様に税金対策・資産運用をご提案している。 現在は代表税理士を務める傍ら、英国国立ウェールズ大学経営大学院に在学中(MBA取得予定)。
英国国立オックスフォード大学ELP修了。東京大学EMP修了予定。
また、Mastercard®最上位クラスで、富裕層を多く抱えるクレジットカードLUXURY CARDのオフィシャルアンバサダーに就任。
◇◆ネイチャーグループの強み◇◆
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ファンダメンタルズ分析とは?
ROAは「Return On Asset」の略称で総資産利益率を意味し、総資産に対する利益の割合です。ROEは自己資本に対して、ROAは総資産に対して利益率を表すという違いがあります。ROAは総資産に対する利益の割合のことなので、資本だけでなく負債も考慮した数値になるのです。ROAが負債を含めたすべての資産どれだけ効率的に活用しているかを示す指標になるのに対し、ROEは自己資本をどれだけ効率的に活用しているのかを示す指標となります。
株価の割安感を分析するのに用いる指標
・PER
PERは「Price Earnings Ratio」の略で、株価収益率を意味します。PERは、その会社が稼ぎ出す利益と株価の関係を表す指標です。PERが低いほど、その会社が稼ぎ出す利益に対して株価は割安と判断されます。逆に、PERが高いと利益に対して株価は割高と判断されるので、株価が割安か割高かを測るのに非常に有用な指標です。
・PBR
PBRは「Price Book-value Ratio」の略称で、和訳すると株価純資産倍率のことです。PBRは、企業の市場が評価した値段(時価総額)が会計上の解散価値である純資産の何倍であるかを表す指標であり、株価を1株当たり純資産(BPS)で割ることで算出できます。
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渡辺 智(ワタナベ サトシ)
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【徹底比較】おすすめの投資手段16種類を初心者・経験者別に解説
株式投資
そこでこの記事では 投資手段16種類を「簡単さ」「手堅さ」「自己資金の少なさ」「短期的に利益を狙えるか」「長期的に利益を狙えるか」の5項目で徹底比較 します。
また それぞれの投資手段が初心者向きか経験者向きなのかも解説 します。
1.そもそも投資ってどんなもの?
そこでまずは 投資とはどのようなものかについて簡単にご説明 しましょう。
1-1.投資とは将来の利益を期待してお金をかけること
一言でいうと、 投資とは「将来の儲けを期待して、今お金をかける行為」 です。
しかし、 自分に合った投資手段で賢く運用すれば、銀行預金よりも多くのお金を貯められる 可能性があります。
例えば、大手銀行は金利が低い傾向にあり、三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行といったメガバンクは1年間の定期預金をした場合の金利を0.01%としています。 1,000万円を1年間定期預金しても、利息は1万円しかもらえない のです。
1-2.自分に合った投資を選ぶための5つのポイント
- (1) 手堅さ ……多額の損をする心配はないか
- (2) 簡単さ ……手間なく簡単に投資できるか
- (3) 自己資金の少なさ ……少額からでも始められるか
- (4) 短期的利益 ……短期的に利益を狙えるか
- (5) 長期的利益 ……長期的に利益を狙えるか
ポイント①手堅さ……多額の損をする心配はないか
ポイント②簡単さ……手間なく簡単に投資できるか
特に初心者の方は 投資といえば投資先を選んだり、値動きをチェックしたりと手間がかかるもの 、といったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は プロやAIにお任せできる手軽な投資手段 も存在しています。
ポイント③自己資金の少なさ……少額からでも始められるか
初めての方やあまり自己資金を用意できないという方でも ごく少額から始められる投資 がありますよ。
なかには 「レバレッジ」といって今持っているお金以上の金額を投資し、大きな利益を狙えるものもある ので要チェックです。
ポイント④短期的利益……短期的に利益を狙えるか
そして どれくらいの期間で利益が出るのか というのもチェックしておくべきポイントです。
ポイント⑤長期的利益……長期的に利益を狙えるか
2.16種類の投資手段を徹底比較!これで違いが分かる
ここからは、 代表的な16種類の投資手段の仕組みやメリット・デメリットを分かりやすく解説 していきましょう。
先ほどご説明した 「簡単さ」「手堅さ」「自己資金の少なさ」「長期的利益」「短期的利益」の5項目をレーダーチャートにしている ので、知識に不安のある方でもご安心くださいね。
2-1.株式投資
実際に 株式投資は初心者の方にも経験者の方にもおすすめできる投資 といえるでしょう。
株式投資の特徴は、なんといっても 長期的な利益と短期的な利益の両方を狙える ことです。
- ・ 売買益 ……株を買ったときよりも高く売ることで得る利益
- ・ 配当金 ……株を所有していることで企業から得られる利益還元
多くの場合、 短期的に利益を狙いたい場合には売買益、長期的に利益を狙いたい場合には配当金を目標に投資を行う 種類や初心者におすすめの指標、基本的な手法を紹介 ことになります。
ここからは、 「国内株」と「海外株」の大きく二種類に分けてメリットや特徴 を詳しくご説明しましょう。
2-1-1.国内株:初心者でも少額から始めやすいポピュラーな手段
もちろん 自分の所有する株価の値動きなどは日頃から確認しておく必要 はありますが、いわゆる「デイトレーダー」のように専業として本格的にやるのではないかぎり、毎日売買を行うわけではないので手間もそこまでかかりません。
まずは いくつか気になる証券会社で口座を作ってみて、その中から使いやすいものを選んでみる のがおすすめの始め方ですよ。
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2-1-2.海外株:手軽に購入できて投資対象の分散におすすめ
米国株をはじめとした 海外株も基本的な仕組みは国内株と同じ です。
海外株に投資する最大のメリットは、 日本国内の景気変動に影響されづらい という点でしょう。
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、 海外企業の株も国内企業の株と同様に証券会社を通じて取引 を行うことができます。
自分の購入したい国の株式を扱っている証券会社を選ぶか、 特に決まっていない場合は海外株の取り扱いが豊富な証券会社で口座を作ることがおすすめ です。
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2-2.為替取引
2-2-1.FX:少額投資でも短期的に大きな利益を狙える
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2-2-2.外貨預金:中長期的に資産運用したい人におすすめ
国内の銀行に定期預金をしても利息はほとんど期待できませんが、海外は日本と比較して金利が高い傾向にあるため、 外貨預金を行うと高い利息 を期待できるのです。
短期的に大きな利益を得る可能性は低いですが、 国内よりお得な利率でこつこつお金を貯めていきたい方にはぴったりの投資手段 といえるでしょう。
2-3.仮想通貨
仮想通貨とは 「電子データとしてユーザー間で取引される通貨」 のことです。
「円」や「ドル」などの国家が発行する通貨とは異なり、国や銀行を介さずにユーザー同士がプラットフォーム上でやり取りする仕組み となっています。
これから詳細をご説明していきますね。
2-3-1.仮想通貨:短期的に多額の利益を出しやすい投資手段
仮想通貨は国家の発行する通貨に比べ相場の変動が大きいため、 短期的に利益を上げられるところが特長 といえます。
2-4.不動産投資
と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は 不動産投資はリスクと利益のバランスが取りやすい「ミドルリスク・ミドルリターン」の投資 といわれているのです。
2-4-1.国内不動産:中長期的に不労所得が得られる
多くの投資と違い、国内不動産投資は一般的に買ったときと売ったときの差額によって利益を上げるのではなく、 「賃料」という形で長期的に利益を狙う ことになります。
成功すれば 定期的な不労所得 を得られるようになりますよ。
不動産投資に関するイロハは、 不動産投資セミナーに参加すれば一から学ぶことができます よ。
2-4-2.海外不動産:国内不動産よりも短期的な利益を出しやすい
多額の自己資金が必要になりますが、 国内の不動産投資に比べ短期間で大きな利益を上げられる可能性がある 点がメリットです。
ただし為替の影響を受けるため、 国内の不動産投資より投資家の負担も大きく なってしまいます。
人口が増え、 経済成長が続いている国は住宅価格もそれに伴って上昇する傾向 にあります。
そのような国の不動産を手に入れておくことで、 売買益(購入したときと売却したときの差額)を狙うことができる のですね。
2-5-1.国債:いわば「金利の高い銀行預金」のような投資手段
また、発行から 1年以上経過すれば中途換金も可能 です。
2-5-2.社債:国債よりも高い利率で運用できる債券
社債は企業が発行する債券で、多くの場合 国債よりも利回りが良いことが特徴 です。
つまり投資家にとっては、 社債の方が株式投資よりも元本割れのリスクが低い傾向にある といえるでしょう。
2-6.先物取引
しかし、 先物取引は銘柄や取引の期限が決まっているため、迷う必要がなく始めやすい投資手段の一つ といえるでしょう。
2-6-1.先物取引:未来の取引を現時点の価格で取引をする手段
「先物取引」とは、 ある商品の価格を事前に取り決め、期日が来たときにその価格で売買することを約束する取引 のことを指します。
ある意味では 投資の一つ ということができるのですね。
先物取引の特徴としては、 売り注文から始められる ことが挙げられます。
また、 先物取引では取引の期限が定められていることも株取引などのほかの投資とは異なる点 だといえるでしょう。
2-7.投資信託
しかし、 投資信託は任せきりにしていても資産を運用できる簡単な投資方法 です。
投資信託には さまざまな種類があることも魅力の一つ です。
2-7-1.インデックス型の投資信託:指数に合わせた値動きで安定的な運用
インデックス型の投資信託 は特定の指数(インデックス)と連動した安定的な運用を目指す方法 です。
つまり、インデックス型投資信託では 大きな利益を得ることはない代わりに手堅く利益を得られる可能性が高い といえます。
インデックス型投資信託は特定の指数に基づいて設計されているため運用の手間が少なく、経費として支払うことになる 「信託報酬」が後述するアクティブ型より低い傾向にあるのもポイント です。
2-7-2.アクティブ型の投資信託:プロと二人三脚で指数以上の利益を狙える
アクティブ型の投資信託では 市場平均よりも大きなリターンを目指し、プロが銘柄の選択や投資手法などを独自に組み合わせて 行います。
いわば投資の醍醐味ともいえる 「多少リスクを取ってでも大きなリターンを狙う」ことにチャレンジしたい方に向いている方式 です。
2-7-3.ETF:株式投資と投資信託のいいとこどりでリスク分散にぴったり
ETFとは日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった 種類や初心者におすすめの指標、基本的な手法を紹介 特定の指数に連動する運用成果を目指し、金融取引所に上場されている投資信託 のことを指します。
例えばTOPIXに連動しているETFは、 TOPIX全体に投資を行っているのとほぼ同じ効果を 種類や初心者におすすめの指標、基本的な手法を紹介 得ることができます。
両者の最大の違いは、 ETFは上場されているのに対し、インデックス型投資信託は上場されていない商品である ということです。
一方で、 市場全体の動向によって値動きするため株式投資よりも大きな損をするリスクが比較的少ない 種類や初心者におすすめの指標、基本的な手法を紹介 点が魅力的です。
2-7-4.REIT:短期的な利益も出しやすい投資信託の不動産版
証券取引所に上場されているため、 株式と同じように取引が可能 です。
そのため、利益を出すためには 自分で売買のタイミングを決める必要 があります。
また、J-REITの特長は 収益がほぼそのまま分配金として投資家に配られる点 にあります。
2-7-5.ロボアド投資:AIによる自動運用で手間をかけずにできる投資
ロボアド投資は始めるのも簡単で、 スマートフォンアプリやブラウザから簡単な質問に答えるだけで投資 を始めることができます。
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2-7-6.ヘッジファンド:富裕層向けの収益性が高い投資信託
ヘッジファンドは、一言でいえば 相場が下がったときにも利益を追求することを目的とした投資信託 のことです。
一方、ヘッジファンドの場合は先物取引や信用取引などの リスクの高い取引も活用しながら市場の動向に関わりなく利益を狙うことが可能 な仕組みです。
3.初心者・経験者別!おすすめの投資手段はこれだ!
ここまでご説明した内容を踏まえ、 初心者・経験者別におすすめできる投資手段をさらに詳しくご紹介 しましょう。
3-1.初心者はリスクを考慮して無理のない範囲で始めよう
具体的には、 比較的少額から始めることができて投資としての楽しみも味わえる 「株式投資」「FX」「投資信託」の三種類がおすすめです。
3-1-1.手堅く投資を始めたいなら株式投資がおすすめ
初心者の方に まずおすすめしたいのは「株式投資」 です。
一般的には100株単位で購入することになるので、 投資を始めるには10万円もあれば十分 基本的に自分が投資した額以上のお金を損することはありません 。
株を取引するためには証券口座の開設が必要ですが、 種類や初心者におすすめの指標、基本的な手法を紹介 証券口座はインターネット上で簡単に開設することが可能 です。
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3-1-2.短期的な利益を狙いたいならFXがおすすめ
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3-1-3.手間をかけずに長期的な運用をしたいなら投資信託がおすすめ
特に AIがあなたの資産を自動で運用してくれるロボアド投資は初心者の方にぴったり だといえます。
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3-2.経験者は「リスク分散」「長期運用」など目的に合った手段を選ぼう
既に何らかの手段で投資を始めている 経験者の方は「リスクを分散したい」「短期的に大きなリターンを狙いたい」「長期的な資産形成を目指したい」といった目的別に新たな投資手段を選ぶ と良いでしょう。
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